2025年1月7日火曜日

「交通サポートマネージャー研修(エコモバス・地下鉄合同研修)」レポート

 12月5日・6日に京都市交通局で交通サポートマネージャー研修が行われました。

初めにこの研修については、JCILと交通エコロジー・モビリティ財団と他の障害者団体と一緒に行い障害者当事者が講師となり、良い接遇にするために講義と実技を交通事業者に行う研修です。

バス・地下鉄合同研修になりました。講義は、接遇・介助の必要性についての講義、高齢のお客様への対応と理解についての講義、バリアフリー法バリアフリー化への取り組み状況についての講義、障害のある人の日常生活と移動、車いす・肢体不自由の方ついての講義、視覚障害についての講義、聴覚障害についての講義、精神障害についての講義、難病についての講義がありました

聴覚障害実技手話のトレーニングとコミュニケーションなど行いました。視覚障害者の実技は白杖の体験、階段で白杖での体験バス・地下鉄車内での白杖の体験・誘導練習など行いました。

言語障害者のコミュニケーション実技では、少し談笑してからバスチームは、バス乗車時に聞かれる停留所名クイズを行いました。地下鉄チームは、駅改札でのコミュニケーションについて行いました。

電動車椅子の実技では、基本操作の説明と実際に乗って少し慣れて頂いたところで地下鉄チームはもっと詳しく電動車椅子知っていただくためにひたすら電動車椅子乗って頂きました。バスチームは、バス実車使って乗降注意点と固定方法の注意点などお話ししていました。

手動車いすの実技では、基本操作の説明の後ちょっと段差でも衝撃がある言う事受講生体験でお伝えしました。

バスチームは停留所にバスを停車した想定でスロープ板を3つの角度置いて受講生に体験を実施しました。

最後に各チームにあったJCILから伝えたい事と僕が日頃感じている事についてお話をしました。

グループディスカッションでは、

1日目は各般に入った講師の紹介など、普段受講生が思う疑問点について回答しました。逆に講師から受講生へ業務で思う改善点についてお話をしていました。

2日目の朝は昨日の実技を受けた受講生から今までの反省など追加で疑問点について僕ら講師が思う解決方法についてお話をしていました。

2日目昼は 気づきのトレーニングと題し、過去交通事業者で対応が難しかった事例やクレームになった事例を集めて各班に分れて一つの事例に沿って議論をしていました。

「感想」グループディスカッションで僕自身京都市交通局に詳しい過ぎるあまり業界業語には注意し発言を行いました。

手動車いす実技では今までは代打で務めることが多く今回始めから僕が担当する事になり、原稿も作り替えて読みやすくしていましたが本番の前半原稿が飛んでしまい上手く実技を進める事ができませんでした。

次回はもっとスムーズ出来るように僕自身努めたいと思います。立石大翔