2013年12月10日火曜日

京都市バスに乗りました

当会の宮川泰三さんが市バスに乗った報告をします。
日ごろからバスを利用することが、車いす使用者に対する接遇の改善につながり、バスがもっと乗りやすくなります。

南烏丸市営住宅前のバス停から乗りました。




マウントアップしています。

マウントアップしてるために、とてもフラットです。



 
 
 
帰りは南区総合庁舎前から乗りました。こちらの歩道はセミフラットで、スロープを出しても傾斜が結構きつくなります。バスは行きと同じ「日野ポンチョ」。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
十条駅前で降車。
 
 
今回は行きも帰りも同じ乗務員でした。対応も丁寧で、スロープの出し方もスムーズにされていました。
これからもどんどん乗っていきますよー。
 

 

2013年12月2日月曜日

藤森・深草地区バリアフリー基本構想のパブコメについて

現在、京都市は藤森・深草地区バリアフリー基本構想のパブコメを募集しています。
この地域にお住まいの当事者の方は、是非送ってください。
そうでない方も、バリアフリーな地域を広げるためにご協力を!
メールでも受け付けています。
当該のサイトはこちら。
http://www.city.kyoto.lg.jp/templates/pubcomment/tokei/0000158576.html

参考までに私たちが行った調査結果を以下にはりつけます。
よろしくお願いします。









2013年11月5日火曜日

藤森・深草バリアフリー基本構想会議に参加しました

本日11月5日、今回が三回目となる藤森・深草バリアフリー基本構想会議に参加しました。
議題は
・前回会議に委員から出された意見に対する回答。
・バリアフリー化に当たっての基本理念(キャッチコピー)の作成
・構想の素案について

の三点です。

いけんは三つあり一つ目は、JR稲荷駅の混雑解消のために西側にもう一つ出口を作るべきだとの委員の提案に対するJR側の回答。
基本的には計画も無いし、やりませんというゼロ回答。
これには提案した委員の方も苦言を呈していました。大学、市、JRが一体と成ってすすめるべきだという提案を再度行っていました。
二つ目、教育大横の歩道の街灯設置。
これについては、住民と協議して設置を行って行くという市の回答がありました。
三つ目、大岩街道の整備
これは先日私たちが調査した箇所でもあります。












ご覧のように非常に狭いのですが、肝心のこの歩道は30センチ拡幅されるだけのようです。現在1メートルですので、車いす使用者二人がすれ違うのは厳しそうです。
もう工事をしているので、なかなか難しいかもしれませんが、再度要求したいと思います。
病院の入口付近は2mや2.5mまで拡幅する箇所もあるようです。

二つ目の議題は基本理念。
あまり大事ではないと思いますが、私たちでもキャッチコピーを考えたいと思います。

3つ目の議題は素案を職員が読み上げました。
JR藤森と京阪深草にエレベータがつき、周辺道路を拡幅したり、段差を解消したり舗装を直すことなどが主なものです。
エレベータは15年まで、歩道は一部を除いて20年までに整備します。

今後は11月下旬にパブコメを募集し、来年二月下旬に第四回会議をしてから基本構想を策定します。
これからも誰もが安心して歩ける街をめざして意見を言っていきたいです。



2013年10月31日木曜日

藤森地区バリアチェック

10月27日、藤森地区のバリアチェックをしましたので報告します。
場所は直違橋通りと大岩街道の歩道です。
車椅子使用者2名で調査しました。
今回歩いたコースは、京都市のバリアフリー基本構想の対象となっている地区で、私たちも意見を言っていくための活動です。
前回8月14日に続き2回目です。






直違橋通りは商店街になっていて、店舗がありますが、段差のある店が多いです。





このとおりは交通量が多く、路上駐車があるとこうして待たなくては通りません。


 
反対側(東側)の歩道。ここは宴席を置き、セミフラットになってます。とにかく狭い!




 
 
 
 
 
 
 
ここは通れませんでした・・・・。Uターンして車道を走行
 
電動車いすは通るのが困難で、聞いている範囲では、車道を通っているとの事です。なんと拡幅して歩道が通れるようにしてほしいです。
 
 
大岩街道を通行。ココも非常に狭い
 
 
自転車とすれ違うときはどちらかが待つ必要があります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
大岩街道は、現在工事をしていて拡幅することになっています。
車いす使用者二人がすれ違える広さにしてほしいと要望していきます。
 
 
 
 
全体的に歩道が狭くバリアフルな地区でした。
車いす使用者が気軽に歩ける町には程遠い印象です。
せっかくバリアフリーの計画を立てるのですから、車いす使用者の視点を十分に取り入れてほしいと思います。
翌28日、京都市の担当職員の方にこの時の話を聞いてもらいました。
11月5日は、京都市の会議がありますので、参加する予定です。
また報告します。
 
 
 
 
 
 
 

2013年10月10日木曜日

アクセス関西ネットワーク集会in京都

今年も10月10日がやって来ました。
そう今日は交通アクセスの日。
今年もこの日にあわせてアクセス関西ネットワーク集会が開かれました。今年の会場はわがまち京都です。
スタッフとして動いていたため、講演がちゃんと聴けてません。
ものすごく簡単な報告を以下にします。

会場の京都新聞文化ホールは220名の参加者でいっぱい。
 
 
これははじまったばかりの写真。もっと増えます   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 前半は、阪神電車の宮坂さんの講演。
阪神電車は、関西の私鉄の中でもバリアフリーの推進に積極的で、今回お話をしてもらうことになりました。肝心の内容は・・。バタバタしててほとんど聞けませんでした。
要約筆記もありましたし、報告書を待ちたいです。
 
阪神電車の方にアクセス関西から賞状とトロフィーを授与 

 後半は各地の取り組み報告です。
内容は以下の通り。
 
 ■大阪:「泉州TRY、南海電鉄無人化問題」西留一浩さん(リア
ライズ)
■大阪:「堺のLRT運行開始」山名勝さん(日本まちづくり学会 会員)
■兵庫:「JR神戸支社交渉」藤原勝也さん(メインストリーム協会)
■京都:「地下鉄ホーム柵設置、市バスについて」宮川泰三さん、立林己喜男さん(JCIL)
■滋賀:「北陸線の駅無人化問題」中川佑希さん(CILだんない
 
いつもお世話になってる山名さんが報告しています。堺のトラムについて。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
駅の無人化、バスの乗車拒否、進まないホーム柵設置、など色々取り組むべき課題は山積しているなと感じました。もっと勉強もせねばなりません。
各地の熱い報告が終わり、JCILと京都頚損連の村田さんが京都府で作成中の条例について皆さんに呼びかけをしました。

最後はメインの佐藤さんのまとめ。
頑張って運動しないとな、と今年も思いました。
運動しましょう。


以上、簡単な報告を写真をちりばめてお送りしました。
来年もいい報告をし、また聞けるように取り組みたいと思います。
スタッフの皆さんご苦労様でした。
参加者の皆さん、ありがとうございました。




 
 
 
 
 
 

2013年9月13日金曜日

市バスについて交通局と話し合い

久しぶりの更新です。
本日9月13日、市バスについて交通局との話し合いを行いました。

参加したのは当会メンバー、大阪のバリアフリーリーダー山名さん、京都頚損連の村田さん。

今回の話し合いは、要望書を渡して回答を求めるのではなく、
フランクに意見交換をするという形式で行い、特に後半はとても和やかないい雰囲気で話ができました。
冒頭にこちらでまとめた市バス運転手の障害者への問題のある様々な行動について、先方に伝えました。
乗車拒否、ニーリングをやらない、車いすの固定、正着しない、乗降時の解除などです。
マウントアップ切り下げについても実際のバス停の写真とともに問題点を指摘しました。
 
 
 
 
 
・ニーリングについて
08年、ニーリング時に転倒事故があり、
乗客が大けがをしたので、それ以降はニーリングをしていない。必要な場合は手動でニーリングを行う。それまでは自動だった。
警察がニーリングが原因と判断したので、自主規制という形でニーリングをやめた。

これには参加者一同驚きました。
ニーリングではなく、運転手の不注意が原因であり、利用者にも相談も無くこのような措置をとることはあってはならないことです。それも5年も続けているとか、普通あり得ません。
交通局としては、現在ニーリングの再開に向けて動いているとのことですが、これは再度確認する必要があります。

・観光シーズンなどで混雑する時の対応
始発を京都駅等乗客が集中するところだけでなく、途中のバス停からも出すようにする。
満員で発車しないよう、係員を配置して人数を制限している。

・運転手の対応
毎年研修はしてるが、マニュアルを使ったもの。

研修については、当事者を入れたものを行うよう求めました。
山名さんや村田さんが当事者参加の研修について説得力ある発言をされていたのもあり、交通局は結構前向きな姿勢でした。(特にお金がいらないということに強く反応してた気がしますが)


・マウントアップ切り下げ
建設局が道路を管理しており、切り下げはこの部署の判断。
洛西ニュータウンが切り下げの走り(?)
高齢者が車道に降りにくいので切り下げろということ。
交通局としては、歩道整備に当たってほとんどこのような対応を取る建設局に否定的な意見もあった。下げられたところに水たまりが出来たり、傾斜が出来て車スの走行に支障が出たり、問題も多い。
現在は切り下げはストップして、15センチを維持する方向。
再度のかさ上げもある。

マウントアップはノンステップバスの乗降に 工事を主導した部署がそのことに無理解であったと言えます。


・正着しないバスについて
タクシー等の路上駐車が多い、対策はとっているが厳しい。
切り下げているため、乗客が停車前から車道に出てきて怖いのでバス停からはなれる。

こちらもノンステップバスの特性を理解していないため起こることです。
研修などを通じてノンステップバスと車いすの乗降についてかなり勉強してもらう必要があります。

交通局からはこれから再開を目指すニーリングの呼び方について、誰にでも分かりやすい表現は無いかと逆に質問されるなど、なかなか例のない話し合いになりました。
最後にまたこのような機会を設けることを確認して終わりました。
 今回は文字ばかりになりました。まだまだやることはあります。頑張ります。

2013年8月18日日曜日

藤森、深草地区のバリアフリー調査をしました!


8月14日、JR藤森駅と京阪深草駅および周辺経路のバリアフリー調査を行いました。
昨年度は、阪急大宮とJR太秦が京都市のバリアフリー基本構想の地区に指定され、私たちも会議や調査に参加しましたが、今年度は藤森・深草と西院が選ばれました。
私たちは、その会議に参加して意見を反映させるべく、独自に調査活動をしました。
以下、その時の写真です。














まずは藤森駅周辺。坂の上にある駅です。
 駅を出て、墨染方面に向かいます。いきなり傾斜のきつい坂がありました














 
次は電柱。かなり通りにくいです。
教育大の横の歩道です。

 ここもかなり狭い。民家と歩道の境界部分。


坂を下りきって、商店街へ。
店舗に段差があるところが多かったです。
これも店舗の入口です。大きな段差があります。

藤森に戻って、稲荷まで電車で移動します。
JR藤森駅はエレベータがなく、こうやってエスカレーターの階段を並べて車いすが乗ります。
藤森駅には来年にエレベータが設置される予定です。


JR稲荷駅。ここはエレベーターやスロープ、改札の拡幅等バリアフリー化されています。
京阪深草駅へ向かいます。
深草駅はエレベーターが無く、昇降機でホームまで行かなければなりません。
それもほとんど使用されていないとのことです。ここにもようやくエレベーターがつくことになっています。



 ものすごい急なスロープを下り、龍大方面へ。



師団街道を少し下り、第一軍道を西に。ここの歩道はかなり整備されていました。
しかし、店舗が段差だらけなので、改善を求めて行きたいです。

スーパーマツモトでまとめをして解散。
2時間半。ものすごい酷暑の中の調査活動でした。
京都市の会議が20日にありますので、そこで今回の調査を報告できればと考えています。


 











2013年4月3日水曜日

帝産バスに乗って花見に行こう企画

本日4月3日、滋賀県大津市で帝産湖南交通バスに乗って、花見に行くという企画が行われました。
参加した車いす使用者は4名。二手に分かれて、石山駅から目的地である南郷公園を目指しました。

第一陣のバスはノンステップ。
















石山駅には、帝産の職員2名がスタンバイしてました。
事前に連絡していたので、安全な乗車のために配置されたものと考えたいです。


車いす使用者3名がバスに乗り込みました。
スロープをだすのに少し時間がかかっていましたが、対応は下見の時と違い、丁寧でした。













第二陣は、1時間後のバスに乗ります。


バス停には車いす乗降可能なバス停の表示も。私たちとの検証後に追加されたバス停も書いていました。


こちらも職員と乗務員が共同作業。ワンステップバスに乗りました。

黒津駅について。降りるところ

黒津。行きは車いす乗降可能です。帰り(反対車線)は不可。。。。












 合流して一同南郷公園に向かいました。















先週下見に来た時は、まだつぼみでしたが。五部咲きか七部咲きぐらい。
とてもきれいでした。












いいスポットのところで飲み食いしました。
風が強く寒かったですが、雨は少しぱらついた程度でよかったです。














一人でズンズン行って、人に声をかけまくる社交的なTさん。
なんかすごく絵になりますね。

正面から激写。ピンぼけ残念。
















1時間半ほど桜を楽しんだ後、帰路につきました。

洗堰をわたります。道が狭くて、すれ違うのは大変。

ここも危険スポット。

帰りも帝産バスに乗りました。
上稲津から石山までです。
上稲津にも職員が一人スタンバイしていました。
この路線は、車いす使用者の利用は今も少ないとのことです。

帰りの乗務員さんもかなりスロープだすのに時間かかってました。
基本的にやらないんでしょうね。

車内の様子。3人が乗ってます。
無事石山駅に到着。
皆さん、お疲れさまでしたー。
今後も帝産バス問題に関わりを続けて行きたいです。