2012年3月19日月曜日

帝産湖南交通のバス停を調査しました!

本日3月19日、帝産湖南交通のバス停の調査をしました。
昨年から当会が取組んでいる帝産の「乗車拒否」問題の解決のため、
実際に車いす使用者がバス停で乗降できるかどうかを調べます。
30のバス停を調べました。 バスは帝産保有のワンステップバス。スロープの傾斜が少しきつかったです。
出発点の石山駅

中はこんな感じ。電動三人、手動一人が乗りました。

石山駅に近いバス停。問題なく乗り降りできています。ここも不可扱いでした。
ベンチがスロープから降りる時の障害になっています。手前に移動したら今度は花壇にあたります。住民と話をつければすぐ解決なのですが、帝産担当者からは車いす使用者の乗車に後ろ向きな姿勢が随所に見られました。
瀬田川二丁目バス停。かなりの難所ですが乗降可能。         















最初に乗降が難しいとされた「新緑苑団地」。でも少し前に進めばスペースあります。 















ここも乗降が難しいとされたバス停ですが。隣の工場の入り口に移動すれば可能。工場の方も了承してくれています。
「石居口」ここは乗降が難しいとされました。     
















問題なく乗り込みます。














「田上小学校前」ここは乗降が困難とされました。

交差点に停車。
ここは交差点に止めないと誰も降りれないバス停「里口」

ここはスロープが少し私有地にかかります。














ここはステップアップ(?)があるためスロープが出せない。帝産担当者は、このブロックを一部切り取ると言っていました。県の管轄のため、滋賀県との交渉になります。 
















乗降が難しいとされた場は、行きが4箇所、帰りが6箇所。ここは先が崖で危険とのこと















メインの中川さん大活躍。いつもほんとにありがとうございます。
石山駅付近のバス停。マウントアップされており、スムーズに乗降。
















16時に石山駅に戻り終了。乗降不可だったバス停の3分の2は実際は可能であり、
難しいと判断されたバス停も、乗務員の接遇や物件の所有者との話し合いによって乗降可能になるものが多かったです。今後の帝産との交渉で、少しでも多くのバス停で車いす使用者が乗り降りできるよう要求していきます。
長期的な課題としては、行政による道路整備の推進が必要です。
今回、滋賀県や大津市の道路管理者も参加されていましたので、今後は行政へのアプローチも
必要になってくるとは思います。
参加された皆さん、おつかれさまでした。




2012年3月6日火曜日

宮川泰三のバス漫遊記(仮) ①

こんにちは。スタッフの脇坂です。
長期連載、宮川泰三のバス漫遊記(仮)は、パーフェクトバスを走らせる会の代表代行(?)宮川さんのバス乗車記録です。

記念すべき 第一回目は昨日3月5日にJCIL事務所前から市バスに乗車。

 
この路線は「日野ポンチョ」と呼ばれるミニバスがよく走ってます。 バス停では乗降に支障があり。交差点に移動。これが全国のバスの実態です。帝産の担当者の方、見てますか?

このタイプのバスは、前から乗ります。乗務員さんはあまり慣れてない感じでスロープを設置していました。



車いすスペースも前にあります。
乗務員は固定しようとしましたが、宮川さんが



烏丸札の辻でおります。降車はスムーズでした。

宮川代表代行のコメント
 俺だけ乗ってたらあかん。
京都市内の障害者がもっと乗らなあかん。
バス停の構造もなんとかせなあかん。

乗務員の接遇改善には車いす使用者の乗車が必要です。
宮川さんは、誰でも乗りやすいバスをめざして、これからもバス乗車を行います。

ブログ始めました!

パーフェクトバスを走らせる会スタッフの脇坂です。
ついにブログ開設です。
日々の活動報告。「宮川泰三のバス漫遊記」(仮)。交通バリアフリー関連の情報共有など、
など内容盛りだくさんでお届けします。
よろしくお願いします。