2017年2月2日木曜日

京都市交通局新採乗務員研修

1月31日、京都市交通局が新規採用するバス乗務員への研修を行いました。
今回で3回目になります。
プログラムは例年通り、3部構成で1部が講義、2部が実習、3部がグループディスカッションです。
今年は実習の時間を長くしてもらい、その分3部が短くなりました。


講義はJCIL代表矢吹の運動の歴史、山名勝さんの京都市バスのバリアフリーに関する話、JCIL小泉の様々な障害者のバス利用について、みみづくの会の持田さんの手話講習です。
今年は手話言語条例の制定に合わせて、手話の時間を設けました。

2部は車いすの実習です。手動車いす、電動車いす、バス乗降、の三つの体験をしてもらいました。電動のコーナーではコミュニケーションの大事さを知ってもらうため、言語障害バス停名あてクイズを行いました。


3部はグループデスカッション。時間は短かったですが、受講者の話を聞くことができて有意義でした。
車いすでバスを利用する上で、乗務員の役割がとても大きいことが分かってもらえたのではないかと思います。                   
今後も研修を続けて、だれもが安心して乗れるバスになってもらいたいですね。